キングドラ
ニョロトノ
クチート
ルンパッパ
チャーレム
エムリット
💪筋肉ルーレット💪
どっちなんだい！
はい。
語呂合わせ構築を組みました。
2023年のトリプルバトル界隈では、語呂合わせ構築が朝ズバッ！系として流行っています。
本記事はアインズさん(@eins_xd)主催 トリプルバトル Advent Calendar 2023の12/22担当となります。
12月1日から25日にかけてトリプル関連の記事が集まる、歴史上稀に見る素晴らしい企画です。
構築
ということで💪筋肉ルーレット💪です。
きんに君が好きというのもありますが、トノグドラとか使えて強そうな語呂合わせを考えたらこうなりました（カスの構築経緯）
進化前が当然のように入ってくる語呂合わせ構築としては、破格の高性能ポケモンでまとまっています。
6匹の語呂合わせとして9文字はそれほど多くなく、その点芸術性には欠けるかもしれません。
しかし見てくださいこの構築。非常にパワー溢れる並びではありませんか。
高火力の雨パをベースにヨガパワー、力持ちと、きんに君の代名詞である「パワー」を体現したポケモン達です。
きんに君を語呂合わせと構築内容の両面から表現することに成功しました。偶然だけど
そしてこの「パワー」こそが本構築の強みとなっています。
一般的な雨クチート（
）と比べたとき、滅び＋影踏みの展開は失っていますが、代わりにニョロトノやサポート枠も含め、構築全体から火力を出せる形としています。
サポートを終えたポケモンが置物になるような展開が少なく、相手に負担をかけ続けることができます。
元の雨クチートが滅び展開に割いているリソースを雨展開とトリル展開に振り分けることで、一風違った戦い方が可能となりました。
一発ネタで終わらず、強さも兼ね揃えた構築に仕上がったのではないでしょうか……！
ネタバレ：別に強くはなかった
個別
ニョロトノ
実数値：197-*-108-143-120-90
努力値：HP252防御100特攻156（ひかえめ）
しょっちゅう使いまわしている眼鏡トノです。
別にこの構成が最強だとは思っておらず、むしろ雨に寄せた構築のトノがこだわると対戦が大雑把になってよろしくない気もするんですが、どうしても眼鏡トノが好きで好きで仕方ないので愛用しています。
キングドラやルンパッパのほうがヘイトを買うので、その横で放置されがちなニョロトノが火力を出すのが強力です。
毎回言うんですが、眼鏡ニンフィアと遜色ない火力指数です。素敵。
滅び＋影踏み展開を失った分の火力の補填としては十分かと思います。
――眼鏡トノ、きんに君さんはどう思いますか？
パワー！
――ありがとうございます。
キングドラ
実数値：159-*-115-160-115-130
努力値：HP68特攻244素早さ196（ひかえめ）
普通のキングドラです。
（弊ブログにおける普通とはトリプルwiki記載の素早さ調整+1のことです）
凄まじい制圧力を誇りますが、やはり付きまとうのは技外し。
水技を使いたい場面で低命中しか撃てないのは大きなリスクです。
もしかしたら、ハイドロポンプを熱湯に変えたほうが勝率に繋がるでしょうか。
――熱湯とドロポン、どっちがいいですかね？パワー！
――ドロポンですね。
ルンパッパ
実数値：175-*-99-132-121-116
努力値：HP156防御68特攻76特防4素早さ204（ひかえめ）
耐久に振り分けて雨乞いを採用した、補助寄りのルンパです。
トノが範囲火力を出せる分、ルンパはサポートに回した方が適切かなと思います。
――きんに君さんはどうお考えですか？
そうですね、バコウの実を持たせてHPと防御を伸ばすことで、本来苦手としているファイアローの前で行動することができます。しかし火力という面においてはどうしても低下してしまう、そういったデメリットもあるかもしれません。
――ありがとうございます。
クチート
実数値：157-172-145-*-116-49（メガ後）
努力値：HP252攻撃252特防4（ゆうかん）
力持ち！パワー！
――はい。
チャーレム
実数値：155-121-95-*-95-115
努力値：HP156攻撃236素早さ116（いじっぱり）
ヨガパワー！
――そうですね。
名前に「ーレ」が唯一入っているポケモンなので採用。
構築のベースを雨クチートと考えればクレッフィの枠、すなわち仲間の行動回数を増やす補助役ということになるでしょうか。
一応壁や重力も可能ですが、今回は独自の強みを引き出すべくアタッカーに寄せ、火力の高い猫騙し要員としました。
猫騙しひとつあればそれなりのサポートがこなせますし、そのまま自分で攻撃してダメージを稼ぐこともできます。
希少な物理高火力エスパーであり、相手の猫騙し枠を殴りやすいのがgoodでした。H219-B98のハリテヤマをワンパンできます。
けたぐりはあんまり撃てなかったので、飛び膝か瓦割り、フェイント、その他サブ技にするといいかもです。
メガでもテレパシーでもアサナンでもないチャーレムはあまり見かけませんが、独自性があって面白い存在だと思います。
耐久厚めがすき。
エムリット
実数値：175-110-126-165-126-118非理想
努力値：HP156防御4特攻200特防4素早さ144（ひかえめ）
「ット」枠。
候補→["ピジョット","ズバット","ゴルバット","ウツボット","クロバット","チルット","ブニャット","エムリット","ナットレイ","ゴビット","オーロット","オンバット"]
ここをクロバットにするとアサナンとズバットの進化形が揃い、朝ズバッ！へのリスペクト度が高まります。だからなんなんだ
さておき、今回はトリルを覚えるエムリットにしました。
クチートやニョロトノのサポート、また相手のトリル対策として入れておきたい技です。
オーロットも候補でしたが、ファイアローに全員貫かれそうだったので見送り。
コンセプト上、特攻を引き上げています。
高火力と言い張るには無理がありますが、そこそこの耐久でトリルを貼り、そこそこの火力で相手を削れる子でした。
他ポケモンとの差別化はあまり考えていなかったものの（名前での採用なので）、結果的にクレセにもユクシーにもアグノムにも達成できない数値にはなりました。クレセに火力アイテム持たせてもいい気はしますが……。
差別化という点ではとんぼ返りが優秀で、構築のサイクル性能を補ってくれました。
一時期はトリパ対策の封印にしていましたが、使用感が大きく変わるのでとんぼ返りは欲しいと思います。
「こんなんパワーやない」……そう言われてしまうかもしれません。
でもエムリットのエムは、マッスルのMなんじゃないのかい。
ヤー。
長年第一線で活躍を続けているお笑いタレントの方です。
特に近年はSNS等を通じて再ブレイクし、YouTubeのチャンネル登録者が200万人を超えるほどの大人気となっています。
お笑いのみならずボディビルダーとしても実力者であり、東京ノービスボディビル選手権大会での優勝実績もあります。
最近はオンラインフィットネスや栄養補助食品のプロデュースなど、ますます多方面にわたって活躍されています。
個人的な見解ですが、YouTubeチャンネルはサブチャンネルである「ザ・きんにくTV 2nd」こそオススメしたいです。
本チャンネルと異なりエンタメ要素や編集を抑え、筋トレやダイエット、栄養学について解説する内容です。
要するにラジオですが、その内容のわかりやすさ、深さは講義と言っても差し支えないレベル。
健康や運動に興味のある方にとっては大変価値あるチャンネルです。
彼の魅力であるストイックさや運動生理学の深い知識、情報リテラシーの高さといった要素はこちらのチャンネルでこそ真に発揮されているように感じます。
きんに君単体考察記事ではないのでこれ以上は割愛しますが、彼の深い知性の一端を垣間見ることができる「ザ・きんにくTV 2nd」、是非一度ご覧になってください。
まとめ
構築の強さで言うと、まあ、期待したほどではなかったです。
少なくともテンプレの雨クチートと比べると弱いと思います。
（というか直接戦って負けた）
「ゴチルゼルがいないため滅びの歌ルートが取れない」という弱点を高火力に寄せることでカバーしたのは良かったと思います。
しかしクレッフィとゴチルゼルによる耐久の底上げがなくなった結果、雨とトリルのターン管理が激ムズになりました。
高火力なので上手く回ったときの馬力はありますが、戦い方を間違えると、グドラの展開前に雨が切れたり、逆にトリルが必要以上に残ったりと、自滅に直結します。
弱いというと語弊があるかもしれませんが、扱いづらさは感じました。
すいすいとトリルは本来相性のいいものではなく、両者を繋いでいるクレッフィとゴチルゼルの優秀さ、ひいては雨クチートの完成度の高さを思い知ることとなりました。
きんに君はあらゆる場面を「パワー！」で乗り切っているので、この構築もそういう強みを発揮したかったのですが、今回は上手く扱うことができませんでした。
きんに君の芸風も実は綿密な計算の上で成り立っているということですね。
強さの面では若干悔いが残る形となりましたが、語呂合わせのテーマと構築の方向性が合致しているのは気に入っているポイントです。
きんに君らしさ（＝パワー）を戦い方にも取り入れることができました。
以上、なかやまきんに君リスペクト💪筋肉ルーレット💪構築でした。
こういう語呂合わせみたいな文化がぽんぽん生まれるのも現在のトリプルならではだと思うので、ちょこちょこ手を出していきたいです。
さあ最後は一緒に『朝ズバッ！』で締めましょう！
せーのっ
パワー！
ハッ（笑顔）
💪おわり💪
