ていじゅさん主催のクリスマストライ2022大会に参加した。
……大会要項にドタキャン推奨と明記されている。すごい大会だ。
幸いにもドタキャンするような用事も入らなかったので参加できました。
ええ幸いにも。
■構築経緯
2015年に公式で開催されたクリスマストライにて使った構築をほぼそのまま使用。
クリスマストライは色分類が「赤白緑」のいずれかであるポケモンのみ登録可能なトリプルバトル。
色分類は図鑑準拠なのでニャオニクス♂
なども使えることで有名。
割と群雄割拠といえる環境で、晴れ
、雨
、砂
、トリパ
、猫の手ダクホ
などが使用可能。
参考：特殊ルール大会の構築記事 - トリプルバトル総合情報サイト Wiki*
その中でも2015年当時の自分は雨を選択。
理由はニャオ＋ドーブルのダークホールを止める手段がすいすい猫騙ししか思いつかなかったから。
ちなみにこれは今でもそうです。
相性の良いメガ枠としてサーナイトを選択。
2022年になって組んだ雨パも無意識にサナアローが入ってきたので、手癖とも言える。
威嚇枠かつ、リザやバンギ、トリル要員に打点のあるポケモンとしてワルビアル。
このルールのランドロスだと言っても過言でもある。
まだ耐久に穴があると感じたので、2枚目の猫騙し・威嚇で防御面を担えるズルズキンを採用。大学時代のサークルでは潤滑油のような存在だったらしい。
■構築
基本先発：
対晴れ砂：
、
など
対トリル：、など
構築名「ガバガバ耐性を猫2枚と威嚇2枚で誤魔化した雨」。
ガバガバ耐性を猫2枚と威嚇2枚で誤魔化し、眼鏡波乗りとスキンボイスを押し付ける前のめりパーティー。
■個別
〇ニョロトノ
実数値：197-*-108-143-120-90
努力値：HP252防御100特攻156（ひかえめ）
初手から強く当たってアドを取る眼鏡トノ。
思えば僕の眼鏡トノへの過剰な信頼はこの大会から始まった気がする。
〇ルンパッパ
実数値：155-*-91-156-120-122
努力値：特攻252素早さ252防御4（ひかえめ）
雨乞いの枠は、公式大会時は冷凍ビームで出た。
重いユレイドルへの打点であったり、無天候時のトゲキッス・ウォーグルへの打点になる。らしい。
威嚇に頼っているのでウォーグルは相当に重い。
とはいえ今回は対晴れを考えて手動雨。
持ち物も襷だったけど、トノの波乗りで潰れて意味がないので変更。
〇ファイアロー
実数値：175-133-91-*-89-172
努力値：HP172攻撃252素早さ84（ようき）
ニャオニクス抜きで、いたずらファスガを横取りできるやつ。
ここまで含めてようやくダクホ対策のスタートライン。
この個体は2015年から今に至るまで延々使いまわしている。
〇サーナイト
実数値：175-*-98-176-156-125（メガ時）
努力値：HP252防御100特攻116特防4素早さ36（ひかえめ）
当時は封印は入れてなかった。
最近使った封印サーナイトが感触良かったので変更。
これは本当に言いたくない極秘情報なんですけど、wiki記載の素早さ+2です。
〇ワルビアル
実数値：171-185-100-*-90-144
努力値：攻撃252素早さ252HP4（いじっぱり）
リザやバンギ、ドーブルを上からワンパンできるポケモン。
ランドロス感覚で動かしつつ、はたき落とすを一致で撃てるという優秀さ。
……ランドロス感覚というのは要するに雪崩ばっかり撃つという意味。
〇ズルズキン
実数値：172-147-138-*-136-84
努力値：HP252攻撃188防御20特防4素早さ44（いじっぱり）
S：追い風で100族抜き
HB：ブレバをなんかする調整
（↑と当時のメモに書いてある。勘弁してくれ）
A：残り
威嚇とチョッキで圧倒的な耐久値を誇る。
チョッキハリテがデブセリアならこっちはガリガリセリアだぜ（？）
2枚目の猫威嚇として周りを動かしやすくする役回り。
また技範囲が広く、天候要員等への打点も持っていて偉い。
■対戦レポ
こういうの初めて書く。
●0戦目 クリスマスイブ 負け
ドタキャンできず。
●1戦目 あおいさん 負け
先発
/控え
こちらの先発：
苦手意識のあるウォーグル入り砂。
バンギ入りにはワルビやズキンから入っていきたいが、ウォーグルの圧力がある。
仕方なく雨選出を出し、無事天候を取られる。
猫でサーナイトを止めながら波乗りで削りを入れようとするも、ハッサムのファストガードに阻まれてハイパーボイスが通る。
トノルンパが虫の息、アローの裏から出したワルビアルが消し炭になる。
要するに1ターン目でほぼ負けた。
その後波乗り急所と熱湯火傷でサナを落とし、追い風からこちらのサナを通そうとするも、残数差で順当に詰められて負け。
〇2戦目 ユウケイさん 勝ち
先発
/控え
こちらの先発：
追い風構築ミラー。
初手で袋叩きかと身構えるも、プレッシャーの表示が出て一安心。プレッシャーの方が安心とはこれ如何に
横取りから入ると相手アローの追い風を奪うことに成功する。
そのままスカーフ雪崩とハイボでアローエルフを倒す。
頭数を減らしたところにズキンを後出しし、威嚇と猫でサポートしながらハイパーボイスを押し付けて勝ち。
1戦目と対照的に、攻撃的な構築のいいところが出た。
あとアローが雪崩避けた。
〇3戦目 TENTA1さん 勝ち
先発
/控え
こちらの先発：
ガチトリパ。封印を入れてきて良かった。勝ったなガハハ！
と思いきやアローの横取りで封印を奪われ不発、トリルを通される。
ともあれ猫騙しとトノの波乗りでドーブルを落としながらポリ２も4割削る。眼鏡強い。
2ターン目、キリキザンが出てきてサナが縛られる。
ブレバでルンパが落ち、トラアタでトノが削られる。
その後トノがキザンに先制し、波乗りでワンパンする。眼鏡強い。
3ターン目、相手中央にバクーダ、こちら中央にズルズキン。
トノを引いてこだわり解除しながら猫でバクーダを止め（守られる）、動けるようになったサナでトリルを返す。
4ターン目はブレバを……え、あれ……ちょっと……あれ……選べ……
これ……ファイアローの技が全部封印されてる！！！！！！！
1ターン目の横取りでブレバも追い風もファスガも横取りも封印されていた。
完全に忘れてた。
幸い悪あがきで居座ったところをブレバで落としてくれたので事なきを得た。
それはそれとして今度こそお祈り気味の封印が通りトリル再展開を阻止、守れないところにトノの波乗りで勝ち。眼鏡強い。
〇4戦目 カカラさん 勝ち
先発
/控え
こちらの先発：
参加者8人のスイスドローで3-0なので既に優勝が決まっていそうなカカラさん。
……ラフレシアジュゴンで優勝……？やば……
とりあえずバンギを見て初手ズキンから入ると、早速ラフレシアとジュゴンが出てくる。わからん……
ハッサムと対面したサナをワルビに下げ、アローでラフレシア、ズキンでジュゴンを順当に狙う。
ラフレシアはアローに交代。こちらのアローは猫で止められるがジュゴンにけたぐりが通り、ギリギリ耐えられてオボンで回復。絶妙な耐久してる。
2ターン目、威嚇の入っていないファイアローが受からないのでファスガでズキンを守る。その隙に雪崩でアローを処理。
ジュゴンの絶対零度を避け、ズキンで倒す。
威嚇2回のハッサムは放置したところ、追い風を展開される。
3ターン目、追い風下でバンギサナが出てくる。
アローは追い風を切り返した後落ちてもらって構わないが、威嚇を2匹とも失うとまずい。
ここはズキンの位置にトノを投げながらアロー追い風、ワルビは捨てで雪崩。
スカーフ雪崩が上から通り、サーナイトが怯んだ。
とんぼ押してそうなハッサムも怯んだ。
その後は想像以上に硬いラフレシアに苦しみながら、なんとか怯みの優位を維持して辛勝。
いや硬いだろうなとは思っていたけど、想定よりさらに硬かった。
〇結果
3勝1敗、オポで同率2位でした。オポって言ってみたかったよね
初戦負けからここまで持ち直せたので大変良かった。
とはいえ、運でなんとかした部分が大きいので反省は必要。
耐久が薄い分立ち回りに気を遣わなきゃいけない構築だけど、SVシングルで沼に嵌って時間を取られた結果、あまり練習ができなかった。
しかしSVもトリプルもやると決めた以上、あまり甘えたことは言っていられない。
集中力を高めていきたい。
■公式大会ではどうだったの
トノルンパサナの構成がちょっと違う。
しかしこれ、当時はサナミラーどうしてたんだろうね。
少なくとも今大会では実質2回ボコられたけど……。
当時の戦績としては22勝6敗、推定レート1703。
結果、ランキングから弾かれた。
……ランキングから弾かれた。おそらくエラー数が多いため。3回切れた。
もちろん故意切断じゃないですよ！そもそも意味ないし！
実家のWi-Fiから部屋が遠くて通信切れが多かっただけ！じゃあ自分の環境構築のせいだろ
ともあれ、今回の大会ではランキングに載ることができて良かった。成仏できた。
主催のていじゅさん、参加者の皆さんありがとうございました！
楽しいクリスマスでした。メリークリスマス！
♨おわり♨
