リーフィアについて。
僕の好きなポケモンの1匹なんだけど、トリプルではほとんど見たことがない。なんなら自分で直接対戦した記憶がない。
ブイズ統一ですら基本的に見ない。
なぜなのか。考えた。
※ブログの構成上これからめちゃくちゃリーフィアの悪口を言いますがご容赦ください
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・草単タイプなので弱点が多い。特にファイアローにはすぐ縛られる
・特性を活かそうとすると晴れ炎技で焼かれる
・雨には強いと見せかけて、特防が低いしルンパやグドラの弱点をまともに突けないのでそこまででもない
・一致の草技は威力90の単体打点しかない。半減されやすいし攻撃性能が低い
・草以外の攻撃技もぱっとしない
・物理アタッカーは威嚇で簡単に火力を削がれる
・補助技はそこそこあるが、個性的な動きができるというほどでもない
・草の強みである眠り粉や怒りの粉を覚えない。あるのは草笛
・草単の葉緑素としてはモジャンボの方が技やステータスで強い
・そのモジャンボも使われてない
・モジャンボとの差別化のために素早さを高くすると今度はメブキジカと競合する
(メブキジカは草技の威力は低いが、一致捨て身と補完の飛び蹴りがある)
・そのメブキジカも使われてない
・「リーフィアを活躍させました!」というBVを撮っても別にそこまでインパクトがない
・意地っ張り夢イーブイの個体を持っていたとして、ニンフィアに進化させてハイパーボイスを撃ったほうが強い
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ざっとこんなところだろうか。妙にスラスラと書けてしまったな……
使わない理由ばっかりというか、わざわざトリプルで使う理由もないというか。
ということで使ってみました。逆張りオタクだから。<お前のこと救ってやるからな……!
<ぶいぶい(誰だお前)
■構築経緯
最大のライバルであるモジャンボとの差別化を考える。
リーフィアにしかできないことを探せば、自然と活路が見えてくるはず。
リーフィア
種族値:65-110-130-60-65-95
特性:リーフガード、ようりょくそ
差別化点:てだすけ、でんこうせっか、くさぶえ、リーフブレード、ほえる、あまごい、シザークロス、のろい、みきり、あまえる、ねがいごと、あくび、うそなき、くすぐる、いやしのすず
モジャンボ
種族値:100-100-125-110-50-50
特性:リーフガード、ようりょくそ、さいせいりょく
差別化点:ねむりごな、パワーウィップ、じしん、リフレクター、がんせきふうじ、きあいだま、なげつける、じこあんじ、じならし、いわなだれ、どくづき、やどりぎのタネ、がむしゃら、リーフストーム、いかりのこな、いたみわけ
えー。差別化は無理でした。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。
♨おわり♨
……と言いたいレベルの格差を感じるけど、ひとつリーフィアの生きる道を見つけた。
それは、
雨パに組み込むことで、晴れに対して葉緑素+雨乞いで切り返すことができる。
もう少し詳しく言うと、
・晴れ状態であればリーフィアが高速で動き、相手の攻撃前に雨乞いできる
・雨状態であれば【相手の天候書き換え→リーフィアの雨乞い】の順で動くことで雨を維持できる
・雨パの苦手な呼び水や貯水に打点がある
・リーフィアの弱点である炎を対策できる
というシナジーがある。
葉緑素で雨乞いができるのはリーフィアとメブキジカ族だけだし、補助を重視する構成ならリーフィアに軍配が上がる。
この路線ならリーフィアならではの活躍ができるかもしれない。
リーフィアの葉緑素を活かす道は晴れパではなく雨パにあったのだ!
※さも大発見みたいなノリで書いてますが、あまごいリーフィア入りのトリプル構築記事ありました
※まあトノグドラとの組み合わせがポイントということで
■構築
水技でゴリ押しする構成。
雨依存度が高い(雨の維持ができれば強い)構築のほうがリーフィアが輝ける。
サーフパも考えたけど、トリトドンやラプラスを軸にした構築だとトリックルーム主体のほうが強く、葉緑素と噛み合わないのですいすい雨とした。
〜主な初手選出〜
・対スタン、追い風
・対トリパ
・対晴れ(あんまやらないかも)
・そういえばこれで出したことないけど普通に強い気がする
■リーフィア
実数値:171-144-151-*-102-131
努力値:HP244攻撃4防御4特防132素早さ124(いじっぱり)
・自分のサーナイト、ルンパッパ、キングドラ抜き
・遅めのリザードンも抜けます
・残りHD
A194メガガルーラの親子愛すてみ 75.3~90.0%
A133ファイアローのプレートブレバ 84.2~99.4%
C178ニンフィアの眼鏡ハイボ 75.4~89.4%(複数)
C182ヒードランの素ねっぷう 84.2~99.4%(複数)
・リーフブレード
トリトドン、ブルンゲル等への打点。
207-131バンギラス 55~64.7%
207-91ブルンゲル 78.2~92.7%
(威嚇時)218-89トリトドン 100.9~121.1%
・あまごい
今回の採用理由。前述の通り、メジャーな雨対策である日本晴れへのカウンター。
・うそなき
特殊技主体の構築なので、自ら攻撃する以上の強力な打点になる。
ナットレイの処理はこの技に依存している(構築全体で重すぎる)。
・てだすけ
とりあえず撃っておけば腐らない技。すいすいや疾風の翼との相性が良く、便利。
もちもの:バコウのみ
雨も含めると弱点が2つ減り、氷毒虫だけになる。高威力で弱点を突かれることがほとんどなくなる。→とりあえず1発耐える
今回の主役。
主役と言いつつトノルンパグドラの引き立て役である。
■仲間たち
〇ニョロトノ
実数値:197-*-108-143-120-90
努力値:HP252防御100特攻156(ひかえめ)
数あるニョロトノの型の中で一番好きなメガネ。
単体性能の高いニョロトノは信頼できる。
ルンパやグドラと並んでるとマークが薄れるけど、トノ自身立派な範囲エースなんですよね。ニンフィアばりのパワーがある。
<ぶいぶい(波乗りで巻き込んでくるクレイジーガール)
〇ルンパッパ
実数値:155-*-91-156-120-122
努力値:特攻252素早さ252防御4(ひかえめ)
1ターン目はすいすい猫騙しでニョロトノやサーナイト、ファイアローを補佐。
上から撃てる猫の強いこと強いこと。
生き残ったら、以降は球根で上がったCでニョロトノが削った相手を処理していく。
<ぶいぶい(よく一緒に日光浴してる友達)
〇キングドラ
実数値:159-*-115-160-115-130
努力値:HP68特攻244素早さ196(ひかえめ)
<ぶいぶい(手助けしてるんだから攻撃当ててほしい)
〇サーナイト
実数値:175-*-98-176-156-125(メガ時)
努力値:HP252防御100特攻116特防4素早さ36(ひかえめ)
雨を使う上で重くなるトリルとニンフィアを封じる。
トリル封印、あくまで奇策というイメージで信用してなかったけど、使ってみるとかなり感触がよかった。
攻撃技は基本ハイボで事足りるし、守る、トリルを含め自分で使っても封印しても強い。総合情報サイトを読んで鵜呑みにしたけど、攻防一体でかなり完成度の高い編成。
<ぶいぶい(日照りをトレースした前任者は次の日いなくなった)
〇ファイアロー
実数値:175-133-91-*-89-172
努力値:HP172攻撃252素早さ84(ようき)
ご存知ファイアロー。
ブレバでのスイープ、相手の追い風に対抗して追い風や横取り、ワイガや壁の阻害、相手のファイアローや先制技からの保護、相性上重い草の処理など、仕事が多すぎる。
<ぶいぶい(よだれを垂らしてこっちを見るな)
■まとめ
まず、構築は妙に強かった。
トノルンパグドラが全員火力アイテムを持っていて、雨下の水技を押し付けていく形が強力。
その上で苦手なトリルに対する封印、晴れに対する雨乞いと、はっきりしたメタが仕込んであり、幅広く戦えた。
最初は勝敗を勘定していなかったけど、やたら勝つので集計を開始。5連勝はしてるだろうというところから数え始め、その後フリーで9勝2敗だったので14勝2敗と言い張ることにした。
↑これに対する野党の声「集計方法がセコすぎるのではないか」「5連勝の前には負けているはずだ」「大会でも1敗しているだろう」
さておき本題のリーフィアはどうだったのかというと、まあ、ちょくちょく活躍した。
(構築上雨乞いが必須なので活躍せざるを得ないというか)
葉緑素雨乞いが活きた場面もあったし、嘘泣きや手助けも周囲との噛み合いがよく、なかなか強い。
「リザードンのメガシンカターンには先制雨乞いができない」とか「弱点突けないときのリーフブレードがひどく弱い」とか「範囲技の補助要員なのにワイガが解除できない」くらいの些細な不満点はあるけど、構築に沿った形で個性を発揮できたと思う。
そもそもリーフィアは言うほど弱くなかったのかもしれない。
合計種族値525で不要な特攻は60と、高種族値の部類。補助技が豊富だし、最悪刺さらなくても受け出しして手助け連打すれば仕事にはなる。
当初はそこらの虫ポケモンより使い道がないんじゃないかというノリで使い始めたけど、別に元々やれる奴だった。
冒頭で散々こき下ろしてすいませんでした。
しかしなんかこう……活躍したのはいいんだけど、ブログとしての落としどころを見失ってしまったな。
リーフィアが構築から抜けるオチしか考えてなかったから……。<なんかできない?爆発オチとか……
<ぶいぶい(嘘泣きしか……)
<とりあえずそれで……
<とほほー!もう雨パなんてこりごりだよー!(ピエーン)
オチた。
やっぱ嘘泣きは便利だぜ。
♨おわり♨