かすてぃらいぶらりー

かすてぃら(@kstir_z)が構築記事を書きます。

ヌマ禁放電サーフ【ORASトリプル/上位禁止】

第四回尾張の大地オフの「過去作あり・上位禁止ルール」で使用した構築です。

ここ1年のトリプルオフで使用数5回以上、上位55匹ポケモンが使用禁止というルール。
いわゆるヌマ禁です。(なんかヌマクローが禁止のため)

 

 

構築経緯

今回使用禁止のポケモンを除いた場合の、レート使用率トップ50がこちら。


これより下の順位でも、準伝や鈍足系、天候系など、戦えそうなポケモンがちらほらいます。
とはいえデフレ環境なので、ダメージソース(範囲技)の確保が難しそうです。
何らかのギミックやコンセプトに寄せ、出力を確保したいところ。

 

ということを考えながらポケモンを眺め、「使いたいな~」と思った構築は以下でした。

(並びは一例)

・トリル系統

・晴れ

・雨

・サーフ

・放電

・叩き

・高速で岩雪崩連打するやつ

 ∨
正式名称がわからない構築も 好き好き大好き

 

対戦相手が使ってくる構築も、なにか見逃しが無ければこの辺りが多いでしょう。
これらの構築がぶつかり合う想定で、立ち位置がよさそうなものを選びたいです。
※ホロウビアルを前々日まで見逃していた

トリトドンを中心としたサーフパにしました。

炎や水、岩の範囲技が多いので、トリトドンは動きやすそうです。
ステータスの低さも普段よりは気にならないはず。
トリパに対しても正面から戦えますし、波乗りを絡めれば火力も確保できます。

しかし、自身のサーフパに対してもトリトドンパラセクトがガン刺さりです。
トリトドンパラセクトは多くの構築に対して通りが良く、圧倒的な使用率となることは確実です
※自分しか使ってなかった

トップメタ候補筆頭のこの2匹に対して隙を見せるようでは、今環境では苦しいでしょう。
※自分しか使ってなかった

逆に、トリトドンパラセクトを対策し返せば、サーフパの障害の大半を取り除くことができるとも言えます。
トリトドンパラセクト種族値は高くなく、なにより4倍弱点持ちです。
対策しようと思えば、いくらでも手段はあります。
トリトドンパラセクトによる水対策、その脆弱性を突く……!

 

ということで、

めざめるパワー飛行
パワーアンクル+フリーズドライ
種爆弾

大文字

を採用することにしました。
トリトドンパラセクトで止まらないサーフパです。
※自分しか使ってなかった

これで死角無し!

あとは構築としての地力を高めたいところ。

初手からいきなりトリルを展開しようとしても、妨害に遭いやすかったりターンを凌がれやすかったりという問題があります。
序盤は高速ポケモンで戦ってからトリルにスイッチする形としたいです。

 

ということで序盤戦を担当するメガライボルトライチュウを採用。
放電+避雷針も組み込みます。

ライボルトは火炎放射、ライチュウは草結びでトリトドンパラセクトに抗えます。

並びとしてはこんなところでしょうか。
全体的に種族値が低いですが、範囲技連打火力上昇特性で補う算段です。

 

水と電気ばかりで、一見草タイプが辛いように見えるかもしれません。
が、実はこれは本当に辛いです。
良くない。

 

構築

~イメージする流れ~

猫騙し+放電、放電+10万で戦う

傍らで存在感を放つパラセクト

 

②だれか倒れたところにヤドキングを出す
 怒りの粉や攻撃でサポートしながらトリル

ここでライボルトが残っていればボルチェンで帰る

 

③真夏のJamboree
🌊🌊🌊
レゲエ 砂浜 Big Wave

 

個別

ライボルト


実数値:145-*-100-187-101-205(メガ時)
努力値:特攻252素早さ252特防4(おくびょう)

メガ枠。
サーフ要素とは特に関係がないのですが、高速のアタッカーとして露払いを担当します。
プテラゲッコウガといった、対戦序盤でよく対面しそうなポケモンに対して有利。

 

一応、威嚇としてトリル展開時のサポートもできます。
トリトドンパラセクトの横で放電できるというシナジーもあったり。

 

ライチュウ


実数値:135-96-76-142-100-178Aは適当
努力値:特攻252素早さ252防御4(おくびょう)

速い猫騙し。
……と見せかけて、この環境ではそうでもない気がします。

ドーブルやガルーラ、カメックスカポエラーといった中速帯の猫騙しが禁止になり、代わりにマニューラレパルダスコジョンドが候補に挙がってきます。
環境が狭まった結果、逆に猫騙し要員が高速化しています。

 

それでもライチュウを採用したのは、言うまでもなく避雷針のためです。
放電と組み合わせることで、ターン毎に火力を増し、放置できないパワーを発揮することができます。
(理想は猫騙し→メガシンカ放電→放電→20万ボルト

瞬間的に暴れて真っ先に倒れ、トリル展開に繋げるのが役割。

 

パラセクト


実数値:167-115-112-*-133-31
努力値:HP252防御92特防164(なまいき最遅)

サーフの一員として採用されたものの、最終的には先発で放電組と並ぶことになりました。
キノコの胞子やワイドガードで、他の2匹とは別軸で圧力をかけるのが仕事。
相手の行動を制限し、トリル展開時に怒りの粉でサポートしながら散ってもらいます。

 

問題点は、タスキが無いので弱点突かれて即死しがちなこと。
ワイドガードで味方の放電を防いで避雷針を不発させるオチャメな一面も。

 

ヤドキング


実数値:201-*-100-141-157-31
努力値:HP244特攻164特防100(なまいき最遅)

特性の鈍感により挑発無効、ラムや耐久の高さも含め、非常に安定したトリル要員。

 

のはずでしたが……。
気が付きましたか……?
特性が鈍感ではなくマイペースになっていることに……。

私は当日まで気が付きませんでした。

 

さておき、トリルと雨乞いでの補助、波乗りでの特性起動が役割。
味方の波乗りは受けますが、圧倒的な特殊耐久で平然としています。
マイペースなやつですね。

パラセクト対策の大文字を入れたら、雨乞い+炎技の変な構成になりました。
まあ晴れと乾燥肌が同居してる酔狂な構築は多くないでしょう。
相手によって技を使い分けていきます。

 

トリトドン


実数値:207-*-100-157-102-39
努力値:HP164防御92特攻248(れいせい最遅)

空を飛ぶ不思議なトドン。
雨下でもパラセクトに4倍のめざパ飛行です。
トリル中は抜かれますが、まあ無いよりマシということで。
意表を突いて倒せば一気にペースを握れます。

めざ飛はメガフシギバナへの最大打点でもあります。
撃ったところでまず勝てないとは思いますが……。
(なんならパラセクトも倒せるか怪しい)

 

言っても基本は普通に波乗りと大地を撃ちます。
波乗りと大地を撃った方が強いので。

 

ラプラス


実数値:231-97-100-150-122-58Aは適当
努力値:HP204特攻252特防52(れいせい最遅)

トドンと並ぶサーファー。
氷打点がやはり優秀で、波乗りとも大地の力とも相性良好。
特にフリーズドライで相手の水、特にトドンに苦労しないところがありがたい限り。

 

持ち物はパワーアンクル。パワー系ラプラス
パラセクトトリトドンを抜き去り、下から弱点を突けます。
トリル下で味方のトリトドンより先に呼び水を発動させられるのも利点。

 

簡易対戦レポ

予選

5人ブロック→1人抜け

VSしわしわさん 負け

バークアウトで止められながら先発を焼かれ、残りはチェリムにボコボコにされてなすすべなく終了。
トリトドン必殺のめざめるパワー飛行チェリムに半分入らず、そのままギガドレインで倒された上にほぼ全快でした。
こんなにチェリムが強いと思ったの初めて……!

 

VS元帥さん 勝ち

パラセクトで味方を守りながら放電10万を通し、残数有利。
そこからトリルを展開するも、瞑想フラージェスとチョッキラプラスが硬すぎてなかなか削れず、グダグダと殴り続けることに。
とはいえ勝ちパターンには入っていたので、押し切って勝利。
パラセクトが輝いた一戦。

 

VSティッシュさん 勝ち

回線切れ再戦となり、猫騙し方向を変えたら初戦より有利に。
電気組で数匹倒してからトリル展開。
最後はトリル下でなぜか麻痺している根性ローブシンが立ちはだかるも、どうにか倒して勝ち。
(放電とトリルの相性悪いな……)(いまさら)

 

VSシエルさん 負け

フシギバナを見て即負けを覚悟するも、幸いメガではなかったので火炎放射で対処。
中央ミミロップを眠らせてから端にヤドキングを繰り出し。
後は水が通るし、トリルから雨サーフで制圧するぞ!!

……。

上からタコ殴りにされて負け

 

2勝2敗 予選落ち

 

フリー対戦

VSやきとりさん 勝ち

爆発くらいじゃびっくりしないぞ!と思ったらスカーフ爆発でびっくり
トリルを展開されるも、ガラガラより遅いトリトドンパラセクトが通り、戦況有利に。
フリーズスキン破壊光線でトリトドンが吹き飛んで再度びっくりしつつ、残りのポケモンで波に流して勝ち。

ここは「相手のトリルエースよりも遅いポケモンを用意する」という構築としての狙いがうまく決まった形。

 

VSミシロのたみさん 勝ち

パラセクトが秒で蒸発。
トルネロスを放電+フェイントでギリギリ倒しきれたため、今度はヤドキング挑発に屈することなくトリルに成功。
そのまま雨乞い波乗りで一気に制圧して勝ち。

ここも事前の想定通り、晴れに対してトリル雨乞いで切り返すプランが決まりました。

 

VSリッチまつりさん 勝ち

(BVの枠がなかったのでうろ覚え)
袋叩きに怯えながら放電。
ややあって、パラセクトの怒りの粉で吠えるを吸いながらトリルに成功。
そこからサーフで押し切って勝ち。

 

合計5勝2敗

 

まとめ

ということでブロック2勝2敗で敗退でした。
あと1勝で決勝だったので、ヤドキングが鈍感なら……とも思いますが、勝ち試合も再戦が絡んでて結構怪しく、まあ実力的にはこれくらいかなという気もします。

 

構築はシンプルに草が重すぎましたね。
炎/氷の通らないメガバナやユレイドルならまだしも、チェリムにもボコボコにされました。強すぎる。
桜の樹の下には屍体が埋まつてゐる

パラセクトの枠を飛行タイプにする案もありましたが……。
結局対面しても逃げられ、後発の水3匹に対して当てられるだけかなぁと考えて頓挫しています。
後ろに水3匹並べるプランを取る限りは苦しいかなと。
選出や立ち回りを練れば上手く組み込める気もするので、今後似たようなものを使うことがあれば考えていきたいです。

 

フリー対戦を含めると5-2だったので、全体的には上々でした。

トリル+波乗りを軸にする選択は良かったと思います。
水の通りがいい場面では、有無を言わせず押し流す力がありました。
意識したトリトドンパラセクトも全然いませんでしたが、まあ戦わないに越したことはないですね。対策になってたか怪しいし


ライボルトライチュウも強かったですが、サーフと放電を組み合わせる必然性が薄く、むしろ不利な相手が被りまくりです。
草やドラゴン、バークアウト、チョッキなど。
あと麻痺とトリルの相性も良くない。

高速から低速へのスイッチという面では成功していたと思いますが、高速ポケモンは他にもいるので、もう少し先発の組み合わせを練っても良かったかもです。
プテラゲッコウガを採用すると、今度は電気や水が課題になったりもしますが)

 

ということで第4回尾張の大地オフ使用構築でした。
波乗りパも放電パも普段使ったことがなかったので、新鮮で良かったです。
色々なルール・構築に触れることは自分の引き出しを増やすことに繋がるので、今後もいろいろ考えていきたいですね。

主催のシエルさん、参加者の皆さん、ありがとうございました!
1オフで2大会あって大変お得でした。

♨おわり♨