かすてぃらいぶらりー

かすてぃら(@kstir_z)が構築記事を書きます。

シングル流用ですぐにトリプルバトルができます【ORASトリプル】

■構築経緯
シングル流用個体でお手軽にトリプルができますという啓蒙。
やってみよう、トリプルバトル

今回お試しとして、シングルの使用率上位30匹だけで構築を組んでみた。

ORAS最終シーズンのシングルバトル上位ポケモン
加えて、ランドやサンダーはガラルでザシアンとしばき合ってると思うので、準伝は無しという想定。つまり24匹から組んだ。
(ということで、今回は強さ以外の評価軸も含めて組んだ構築なのでご理解ください。ガチパを名乗るのは憚られる)

 

■構築

基本:先発/控え

普通に強そうな並び。シングル云々を隠して「ガルーラスタンに不足する天候パ耐性をギャラとサザンの2枚で補完した構築です」と言っても通るレベル。
どちらかというと前のめりな構成。通りのいいタイプの攻撃技で負担を押し付け、削った相手を先制技で刈り取っていくのが主な勝ち筋。言うなれば対面構築に近い。

ガルーラスタンは6世代の他ルールで遊んでいた場合、流用できるポケモンが多くて都合がいい。なんなら努力値配分もそのままでいけそう。

 

■個別
○ガルーラ+ニンフィアファイアロー

実数:181-177-120-*-120-167
努力:攻撃252素早さ252HP4(ようき)
単体攻撃最強のポケモンです。


実数:191-*-95-176-151-84
努力:HP164防御76特攻236特防4素早さ28(ひかえめ)
範囲攻撃最強のポケモンです。


実数:153-146-92-*-89-178
努力:攻撃252素早さ252防御4(いじっぱり)
先制攻撃最強のポケモンです。

以上、トリプルバトルつよつよポケモン。かつ、他のどのルールでも相当数使われていたポケモン達。
具体的にどう強いのかはトリプルバトル総合情報サイトを読んでくれ!!!!!(丸投げ)

強さ以外にもこの3匹には共通点がある。それは7世代で弱体化を受けたこと
つまりどういうことかというと、ORASに個体が残りがち。活用しない手はない。

 

ギルガルド

実数:167-70-170-112-171-58(ブレード時167-170-70-222-71-58)
努力:HP252特攻252特防4(れいせい最遅)

超絶便利ポケモン。とりあえず入れておけば構築のタイプ耐性が急増するし、様々なギミック構築にも強くなる。ギルガルドも後々弱体化を食らったポケモンでもある。

ただし、シングル流用個体だとひとつ問題がある。それは遺伝技のワイドガードがないこと。
トリプルで範囲技を防げないのがどれくらい問題かというとまあまあまずいと思うけど、見た目じゃワイガが無いなんてわからないし、相手から警戒してくれて範囲技が来なかったりする。
堂々としてれば意外となんとかなる。社会と同じですね。

影うちは影うちで、いざ搭載してみると妙に使用機会が多い。
後ろに控えてるポケモンなので、ミリ残しの相手に出していけるようになって便利。

 

○威嚇ポケモン

実数:201-191-100-72-121-105
努力:HP244攻撃228防御4特防4素早さ28(いじっぱり)

「メガ枠」「S操作枠」「猫騙し枠」「威嚇枠」「鋼枠」という考え方がある。
トリプルの先人たちがスタンパに欲しい要素を体系化したもので、これを踏まえるだけでもある程度戦える構築になる。必須ということでもないけど
ここまで4匹で威嚇以外はすべて入っているので、耐久面の底上げとして入れておきたい。一通り揃えるとトリプルっぽさも出るし。
今回は上記30匹中からギャラドスとした。他にはクチートボーマンダがいるが、メガ枠はガルーラなので見送り。

ギャラドスはトリプルではそこまで汎用的なポケモンではないし、余裕があればカポエラーランドロスを用意すると先々便利。
ギャラ最大の強みは何かというと、育成済みがいなくても孵化が速いところである。
(真面目な話をすると耐性の偉さなどがある)

凍える風は追い風ミラーの後押しとして強いのだが、ついつい使いすぎるとダメージレースで負ける危険な技。
ギャラドスは凍える風ばっかり撃ってるクーラー」というのはよく聞く話で以前から知ってはいたけど、いざ実際に使ってみると凍える風を連打せずにはいられない。これはマジ。気を付けて。

 

○補完ポケモン

実数:187-*-111-176-112-146
努力:HP156防御4特攻116特防12素早さ220(ひかえめ)

最後に補完ということで、バランスやメタを考えて構築を整える。今回はサザンドラ
初手に出る追い風要員が欲しかったことと、悪+地面の技範囲がガルニンフと噛み合っていて強いところから選択。
追い風役としては相手のトリル要員への圧力が高いのが魅力。

それにサザンドラも6世代に残りがち。なぜならミミッキュやカプの跋扈するアローラに行きたくないから(本当か?)

トリプルはトリプルでニンフィアが幅を利かせているんだけど、それでも強かった。
高数値で攻撃もサポートもこなせ、信頼感がある。
あとサザンとギャラはなんかめっちゃ怯ませるから偉い。

 

■まとめ
冒頭に書いた通り、対面パ的に通りのいい攻撃を押し付けていく方向性がシンプルで使いやすかった。
裏に控えたファイアローとガルドが綺麗にスイープしてくれるのが嬉しい。
影うちはシングルっぽさを出すためだけに採用したけど、結果的に対戦プランの一翼を担う存在になってくれて良かった。「最初から狙ってました」という顔をしていく。

反省点としては、あまり交代のしやすい構築ではなく、ギャラに威嚇が入ったときの対応に困った。結果的にクーラー化に繋がっていた気がする。とんぼ返りのあるランドロスはすごい。
ガルーラは1回2回威嚇が入ったくらいならまあ戦えた。なんだあのポケモン

 

トリプルバトルをやってみませんか
ということで、シングル用のポケモン達でも今すぐトリプルバトルができる。
極論を言えばポケモンが6匹いればトリプルはできるわけで。
今回は構築が云々よりも、そういう当たり前のことが書きたかった。

PJCSも終わって新作発売まで暇な人も多いと思うので、軽率にトリプルに手を出してみてください。
1ターンに6匹ものポケモンが動く派手でダイナミックな対戦が醍醐味。美しいギミック構築やテーマパーティも溢れるトリプルフリーを是非一度味わってほしい。

 

 

■お役立ちリンク
トリプルバトル総合情報サイト Wiki*

#トリプル用ポケモン交換希望 - Twitter Search / Twitter

トリプルフリーに潜ってるよbot (@triplefreebot) / Twitter

♨おわり♨