かすてぃらいぶらりー

かすてぃら(@kstir_z)が構築記事を書きます。

最終鬼畜全部最速【USUMシングル】

(元は2018年1月頃の記事)
最近忘れてた過去構築のサルベージ。

 

■構築

タイトル通り、全員S補正252振りの積みサイクル。
カバもカグヤもSぶっぱ
速さが足りてる。

 

■個別
〇カプ・コケコ

実数値:167-*-105-*-106-200
努力値:HP172特防84素早さ252(おくびょう)
パクリ配分。DL対策残りHS。

自然の怒り:広く削りを入れられる技。この技のお陰で耐久に振りきれる。

挑発:相手の展開の阻害。また、自主退場しつつ相手の補助技を縛って積み展開を安定させる。自然の怒りで削った相手に回復させないというのも、ポリ2や受けループを相手する上で重要。

リフレクター:後続の補佐。ミミッキュバシャーモといったキツキツポケモンに全抜きされないように、積極的に貼りたい。

光の壁:後続の補佐。特殊にもテテフやリザといった油断ならない相手がいる。

光の粘土:多少退場で手間取っても壁が後ろまで続く。スムーズに繋げられればなお良し。

 

壁要員。なんといっても素早い。
ほとんどの相手の上をとり、状況に応じて今後の展開を見据えた技選択ができる。

他にもそこそこの耐久、なかなかのタイプ、削り能力、展開阻害力と壁要員に欲しい要素を揃えてる理想の一番打者。

 

ポリゴンZ

実数値:191-*-91-156-96-156
努力値:HP244防御4特攻4特防4素早さ252(おくびょう)
テクスチャーZ+両壁のときはAを抜いても合計種族値978くらいの驚異的強さ(意味のない計算)

10万ボルト:テクスチャー先として、攻守ともに安定するタイプ。電気とギャラとの並びが優秀。たまにエレキフィールドが活きることも。

冷凍ビーム:毎度おなじみの電気との補完で、未だに蔓延るドラゴンにも刺さる。ミミッキュの皮を剥がすときは凍結を狙ってゆけ。

自己再生:かなり貢献してくれた技。Zでの強引な削り等による過労死を極端に減らせるし、壁と合わせれば大抵のものは受け切れる。不意打ちもすかせる。

テクスチャー:自分のタイプを変える技。Zワザとして使うことで全能力が上がる。

ノーマルZ:Z枠。少なくとも無効化はされないという点では補助に使うのも悪くないかもしれない。

 

性能の割には見ないポケモンだと思ってSM終期から愛用している。
圧倒的な数値であらゆる状況を解決してくれる大エース。
これは厳しいな、という相手でも先に展開してしまえば結構勝てる。

その性能もさることながら、相手の意識外からの自己再生が強い
多くの処理プランを崩せたと思う。

 

ギャラドス

実数値:171-207-129-*-150-146
努力値:攻撃252素早さ252HP4(ようき)
普通にASが一番。

滝登り:一致打点。ミミッキュを重く見てアイアンヘッドに変えようかという案もあったけど、カバはじめ地面を見る役割なのでそのまま。

地震:別に水技とそんなに相性がいいわけでもないんだけど、なんだかあらゆる場面で撃つ技。

氷の牙:威力ひっくいけど欲しい技。水の補完といえば氷。地面の補完にも氷。さっき電気の補完も氷だったな。

龍の舞:良い技だ。

ギャラドスナイト:数値の底上げ。タイプのスイッチ。今の積みサイクルはミミッキュに抗えないとやっていけない。

 

唯一のメガ枠で、基本選出の第2エース。
ステータスと特性2つとタイプ3つと技範囲が全部地味に強い。

ポリ乙と対応範囲の噛み合いが良く、ギャラを止める水や電気をポリ乙が、ポリ乙を止める地面や格闘をギャラが起点にできる。
また、もう1匹のZ枠のアーゴヨンとも相性が良い。
ポリ乙が出せない際の選出として重宝した。
他の5匹が薄いところに強く、最も選出するポケモンだった。
メガ枠とZ枠をよく選出するのは健全で良い。

 

アーゴヨン

実数値:151-*-94-175-95-190
努力値:HP20防御4特攻220特防12素早さ252(おくびょう)
地球投げ3耐え(結構重要)、DL対策、残りCS。

ヘドロウェーブ:フェアリー環境に刺さる。

龍の波動:フェアリー鋼以外に通る打点。流星と迷ったけど、ドラゴンZが主流ということで龍技ピンポイントの後出しをされることも多く、とりあえずで押してもリスクの少ない波動に。

火炎放射:一致技を受けにくる鋼への打点。炎技も龍技も、壁パということで悪巧み前提の選択ができた。

悪巧み:速い積み技。

ドラゴンZ:瞬間火力を出す。

 

第2のZ枠として、ポリ乙が出づらい相手(氷等倍の地面草や、雨、砂、受けループなど)に出す。
耐久はアグノムくらいだしポリ乙やギャラと違い雑には積めないので、丁寧に起点を作る必要はある。
ただ、高速積み技による強引な突破力や、素早さブーストによる止められづらさは他にはない魅力。

タイプ的にバシャーモに強いのも嬉しい。
まあそこはタイプだけなんだけど。

 

カバルドン

実数値:215-132-139-*-92-108
努力値:HP252素早さ252防御4(ようき)
封じ1回で最速テテフまで抜ける。
襷カバと言ってもHBが主流だとは思うけど、地震を切って岩石封じにしたことからバシャーモ等と殴り合う性能が無く、であればとサポートの性能に寄せて1手多く動く機会を増やした形。

岩石封じ:起点回避、裏の補助、挑発対策。ポリ乙が上からテクスチャーできるとだいぶ違う。またリザやボルトへの打点。

ステルスロック:襷潰し。この技のためだけに選出することがあるほど有用。襷以外への削りとしても活躍し、例えばギャラの舞滝登りでミミッキュが落とせるかどうかなど、要所に関わる。

欠伸:裏の補助。フィールド等の寝かせられない条件も増えたし、寝たポケモンは死亡という時代でもないが、優秀には違いない技。最速にしたお陰で死に際に撃てる場面も増えた。

吹き飛ばし:身代わりやバトン対策。相手に先に展開させない。

気合の襷:初手カバを読んでZワザで即死させようとしてくる輩が多いので、その対策。

 

先発その2。最速カバ
コケコが出しづらい場合(ウツロイドフェローチェ入り)、ステロを撒きたい場合(リザードンボルトロス入り)が出番。

基本的にはみんな壁でサポートしたほうが強い。特にアーゴヨン
ただカバのほうが相手の展開を阻止する能力が高い。
先に積まれたりすると全体として切り返しが難しいので、それはなるべく阻止したい。

起点までは作れなかったとしても、対面からの積み合いくらいならポリ乙の圧倒的な数値で結構なんとかなる。ギャラも威嚇とかあるし。

 

テッカグヤ

実数値:172-151-123-*-124-124
努力値:攻撃236特防20素早さ252(ようき)
DL対策だけしてAS。

ヘビーボンバー:安定高火力技。

ニトロチャージ:ダメージを与えながら素早さを逆転する。一応炎打点なのも良い。

宿り木の種:積みサイクルの性質上あまり交代ができないので、相手を選ばず削れる技。自身の回復ソースでもあるし、後続の補助にもなる。

身代わり:壁を盾に強引に残したり、宿り木での削り、木の実のHP調整、状態異常避け、打点の無い相手を詰ませるなど万能。

バンジの実:半分回復。身代わりでHP減らしてまで発動させるなら最初からオボンでいい感じもあるが、自然に発動した場合のタフさは圧巻。

 

ある程度意識しているがまだまだ重いミミッキュをはじめ、基本選出で辛いナットレイやついでにカミツルギジャローダ、またコケコを即死させてくるウツロイド霊獣ランドロスガブリアスアーゴヨンマンムー、さらにはテテフブルルといったゴリラ、ひょいひょいするオニゴーリピクシー、果ては俺達のガルーラまで、並みいる強豪をふんわり何とかしてくれるポケモン

……無茶ぶりがすごい!

 

■選出
〇カプ・コケコ/ギャラドス/ポリゴンZ

基本選出。ポリ乙が通せると思ったらこれ。
厳しい相手が多すぎる場合もこれ。

 

カバルドン/ギャラドス/ポリゴンZ

第2の選出。
コケコだと不都合がある場合、なんとしてもステロが欲しい場合。

一部の対戦を集計した結果、これを出すと勝率が高い。
まあ基本選出は勝算が立たないときにも出しちゃうので。

 

〇カプ・コケコ/ギャラドス/アーゴヨン

ポリ乙が出せない場合。ドリュウズマンムー等を重く見たときとか。

これも勝率が高く、集計上は7勝0敗。
ただ対戦内容の一口メモを見ると「急所」「避けた」「じゃんけんに勝った」とかそんなのばっかり。
アーゴヨン、強いんだけど択を産みがちなのがちょっと良くない。

 

カバルドン/カプ・コケコ/アーゴヨン

対受けループの特殊選出。
ステロ撒いてカバ切って、コケコを受けに来た特殊受けを自然の怒り挑発で削って、アーゴヨンを通すことを目指す。

 

テッカグヤ絡み

主にナットレイジャローダカミツルギ等の草タイプに厚くするためにギャラと入れ替えるのがメイン。

 

特段意識したわけではないけど、【コケコorカバ】、【ギャラorカグヤ】、【ポリ乙orアーゴ】をそれぞれ2:1ずつくらいの割合で選ぶ選出が多かっただろうか。
まあテンプレにこだわらず、その場その場で思いついた出し方をする。

 

■戦績

というわけでレート2000。
実はXYのシーズン2以来、4年近く2000に乗っけていなかったのでとっても嬉しい。
ポケモン詳しいですみたいな顔して全然実績ないマンになってたからね。

次に組む構築は全然違うタイプがいいかなぁと思う。
とにかくミミッキュばっかりだし教え技ガルーラも復活したし、バシャやらガッサやらのしんどいポケモンが環境に多い。

ともあれ、SM後半からずっと使ってた積みサイクルもこれで一区切りつけられた。

 

QR PGLは浜で死にました

 

■最後に
僕が終了間際の日曜にレート1980から1830まで落ちて投げだしかけたときに、「ポケモン下手か?」「ざーーーこ!」「頑張れ」とあたたかく励ましてくださったけろっち、氏に御礼申し上げます。
ありがとうございました。

♨おわり♨