■構築経緯
思いますよね??
威嚇やリフレクターや甘えるで相手の攻撃下げまくったら最強のハピナスが爆誕すると思いますよね???????
思ったので組んだよ。
■構築
先発 / 控え
(´-`).。oO(これはリフレクター下のニンフィアが強かったオチになるんやろなぁ……)
■個別
○ハピナス
実数値:331-*-62-139-155-54
努力値:防御252特攻252HP4(れいせい最遅)
お馴染み特防おばけ。
物理防御は周囲のサポートで、火力は保険で、素早さはトリルで補う。
リフに甘えるを重ねると実質的な防御は3倍。そんじょそこいらのダイマックスを軽く凌駕する耐久力!!
……などと言うと聞こえはいいが、ハイパーボイスの火力は保険発動時でも眼鏡ニンフィアの8割くらい。
ま、まあ長生きしてたくさん撃てばいいから……。
技はメイン打点のハイパーボイスと補完のシャドボ、詰めのタマゴうみから入り、4枠目は単独で火力を上げられるチャージビームとした。
鋼(ドラン)への打点として気合玉も候補だったが、身代わりドランを考えたらチャージビームのほうが却って良さそう。
ハイパーボイスを撃つたび脳裏にア〇ミヤ先生がチラついてしょうがなかった。
○ニンフィア
実数値:191-*-97-176-151-58
努力値:HP164防御92特攻240特防8(れいせい最遅)
「ハピの苦手な格闘に強いポケモンが必要」という言い訳で採用した。
言うまでもなく事実上のエースである。
ニンフィアも防御が低く特防が高いので、ハピと同様のサポートがそのまま活かせる。
リフやあまえるでヨイショしたニンフィアが活躍するなら、それはそれでコンセプト成立と言い張れる。
○ニャオニクス♂
実数値:181-*-110-103-132-124
努力値:HP252防御108特防148(おだやか)
リフレクターとあまえるでハピニンフを無敵にするネコちゃん。
トリルをカラマネロと両搭載にすることで、通しやすい方で通していける。
カポの猫騙しもあるので成功率は高い。
一時期光の粘土を試したが、挑発ゴチルにキャッチされて大変なことになったので戻した。プレイヤー自身のあまえるを咎められたね(?)
○カポエラー
実数値:157-116-132-*-154-96
努力値:HP252攻撃4防御132特防76素早さ44(しんちょう)
威嚇。
威嚇を除けばカポエラーも防御より特防が高い。
・猫騙しでトリル始動の補助
・インファで鋼を処理
・真空波で保険起動
・フェイントでハイパーボイスを通す
と、欲しい技を4つ入れたらワイガが抜けてしまった。
(シーズン17のワイドガード所持率94.3%)
補助技が無くなったのでチョッキにしようかと真剣に考えた。
結局威嚇の回数を増やしたいので脱出ボタンにしたが、ニンフィアの着地がスムーズになったので良かった。
○カラマネロ
実数値:191-158-111-*-95-70
努力値:HP236攻撃252防御20(ゆうかん最遅)
ハピナスとニンフィアをエースに据える上で、課題となるのが鋼。
ヒードランやギルガルド、キリキザンに打点のあるトリックルーマーといえば……。<そう、カラマネロじゃな!
個性的なタイプで睨みをきかせながらトリルを展開、その後はあまのじゃく馬鹿力で殴ったり、横取りでワイガを奪ってハイパーボイスを通したり。
さらにこの構築と噛み合いがいいのは、あまえるをカラマネロに撃つことで火力を上げられること。
あくまでサブプランではあるが、暇になりがちなニャオニクスに攻めの仕事を与えられるのでうま味。
ところで今回の構築でマッチングした方からの言及を見ると「イカだ」「イカと当たった」「イカに勝った/負けた」が大半だった。
隠し味程度のつもりで入れたら構築全体の印象がイカになってしまった。イカスミか?
○ギルガルド
実数値:159-*-171-99-176-95(ブレード時159-*-71-209-76-95)
努力値:HP188防御4特攻156特防44素早さ116(ひかえめ)
ここまで単タイプ4匹+単タイプよりも半減がないカラマネロなので、耐性面が非常にまずい。
ということで、ギルガルドさんの力でなんとか成立させてもらう。
ここまで5匹の耐性の合計よりもガルドの方が多いという異常事態。この場合おかしいのは他の5匹なのか、ガルドなのか。
ガルドさえ入れておけばそれだけでスタンパは成立するだろうというくらいの信頼感がある。残り5匹はペットの魚が選んでも戦えると思う。
■まとめ
×リフレクター下のハピナスが強い
△リフレクター下のニンフィアが強い
◎トリル下のニンフィアが強い
結局はトリルニンフィアで相手の残数を削れるかどうかで勝負が分かれる。
パーティーコンセプトとしては失敗かなぁ。弱いということではないんだけど(強くもない)。
問題点を挙げるなら、各ポケモンとも採用時に求めた役割と実際の性能にギャップを感じた。ハピは終盤の詰めプランが立てられるポケモンとしては良かったが、当初求めていたような長期間居座って相手を荒らせるアタッカーではなかった。
カポは猫騙しと威嚇を脱出ボタンで回せるサポートとしては強かったが、保険起動までは手が回らなかった。
カラマネロは放置すると能力が上がるトリル要員としては活躍したが、鋼への役割遂行まで体力がもたなかった。
構築として目指した方向と個々の適性がずれている。
人事の手腕が問われる結果となってしまった。
とはいえ、【特殊耐久厚めの構築+攻撃デバフ】という構築の軸自体にはまだまだ可能性を感じている。
なんのかんの言っても、あまえるで相手の物理を封殺する展開もそれなりにあった。
それに、この構築には大きな伸びしろが残っている。なにせメガ枠とチョッキがいない。
ここまで特殊耐久偏重を謳った構築でチョッキがいないのは潜る前に考え直すべきだった気もするが、うまいこと組み込んで作り直せば一気に強くなるかもしれない。
もう少し即時火力の出る形にして再チャレンジしたい。
ただ、あまりにもスタンダードな面子に寄せすぎると「別に両壁張れば良くない?」という話にもなるので、バランスが難しい。今後も研究を進めていく。
■BV
トリルニンフィアが暴れたビデオばっかりじゃねえか!!
(しばらくは撮れ高を求めて使います)
♨おわり♨