かすてぃらいぶらりー

かすてぃら(@kstir_z)が構築記事を書きます。

打開オーガ【剣盾GSダブル】

初GSの後編。
前編→半分見せゼクロム【剣盾GSダブル】

 

■構築


3~5月の予選でちょっとずつ変えながら使用。画像は5月のもの。

ゼクロム構築はさっぱりな戦績だったけど、いくつかの学びを得た。
・対策側よりも環境側のポケモン使う
・初手ダイマ一辺倒の構築は脆い
これらを念頭に、後発ダイマカイオーガで捲る構築とした。

 

■個別

○ザシアン


実数値:189-218-135-*-135-201
努力値:HP172攻撃220素早さ116(ようき)

先発で相手のダイマに打ち負けないように、ザシアンを初手に置く。
ダイマの全ポケモン中で最もパワーが高い。

全幅の信頼を置いている身代わり型。トリパ相手への立ち回りの中心になる他、ダイマ+補助みたいな並びへの遅延、終盤の詰め、デバフへのメタ等、用途は多岐に渡る。

1ターン目から残数不利を背負わないように、とりあえず守るか身代わりから入ることが多い。まあ殴って倒せるなら殴る。

 

○レジエレキ


実数値:155-*-70-152-71-277
努力値:特攻252素早さ252HP4(おくびょう)

ザシアンと並べるポケモンとして、S操作ができて、かつ相手に負荷をかけられるレジエレキ。
初手に圧のある並びを作ることでダイマを温存させない。(ザシアン置いたら逆にダイマ切りづらい気もするけど……)
大会序盤はエレキネットを連打してれば勝てるので頼もしい。

3月は怪電波を搭載していた。ディアルガ辺りに刺せる技ではあるが、ほとんど使わなかった。

4月以降は地面への実質的な打点として嫌な音に変更。
ランドは白いハーブ持ってるし、嫌な音+ザシアンの攻撃でグラードントリトドンも倒せないんだけど、重いボルトロスリザードンをお祈りで処理するのにも使ってたので出番は多かった。あんまり良くないと思う。

 

カイオーガ


実数値:176-*-110-202-160-156
努力値:特攻252素早さ252HP4(おくびょう)

裏からダイマを切るエース。
技を撃つ度に相手が吹き飛ぶ。ちょっといけない火力をしている。

先制が取れていればダイマを切らずに潮吹きを押し付けていくこともできる。

 

ガオガエン


実数値:201-136-132-*-129-85
努力値:HP244攻撃4防御76特防148素早さ36(わんぱく)

便利すぎる一般ポケモン
猫騙しの圧力をちらつかせながら捨て台詞で威嚇を回し、相手を無力化する。

黒バド入りなど、相手や状況次第ではダイマを切っていく。ダイアタックでのS操作が便利。

 

○ゴリランダー


実数値:205-194-113-80-90-90
努力値:HP236攻撃252防御20(ゆうかん)※S個体値ちょっと低い

カイオーガ入りやトリトドン入りに出す。
トリトドンはまあ確実に出してくるし、ぶつけていきたい。

元々は守る搭載だったけど、ヌケニンが重すぎたためにバクアを仕込んだ。

 

○イエッサン♀


実数値:177-*-128-115-126-81
努力値:HP252防御252特防4(のんき)※最遅

ゴリランダーもそうだが、フィールドの取り合いに強くなるように素早さを下げてある。

主にトリパ(白バドパルキア)に対してザシアンと共に出す。

1ターン目:ワイドフォース+身代わり
(相手トリル、ガエンが出てきたらこの指)
2ターン目:守る+守る
3ターン目:この指+ザシアン攻撃
(イエッサン倒れる)
4ターン目:ガエン捨て台詞+守る
5ターン目:オーガ守る+ザシアン攻撃

という流れが理想。5ターン目まで身代わりを維持する。トリルを凌ぎ切った後に相手のトリル要員を縛り、再展開を阻止する。
トリパに対しては戦える立ち回りを確立できて良かった。

まあ他の相手には確立できなかったという意味でもある。トリパは選出幅が狭いので対策が練りやすい。

 

■選出

○基本選出
先発/控え

○オーガ、トドン入り
先発/控え

○トリパ
先発/控え

ソルガレオ入り
先発/控え

ディアルガ入り
先発/控え

ヌケニン入り
先発/控え

○リンヤパ
○黒バドエレキ
○黒バドボルト
僕はどうすれば勝てたんですか?

 

■まとめ

いや……レジエレキとかボルトロスとかランドロスとか重すぎでは?????????
キツいキツいと思いつつも、面子変えると勝てなくなるので最後まで修正できず。
構築の段階で予選抜けは厳しかった。

それでも3月の予選ではまあまあ勝てた。

149位。2月はレート1700も踏めなかったので大成長。

4、5月は1000位くらい。トリパが徐々に減って立ち位置が悪くなったのも一因かもしれないが、そもそも3月も同じくらいの順位から最後に連勝して上振れただけなので、適正順位はそれくらい。

 

全体を通しての反省点は、1つの構築にこだわりすぎていろんな並びを試さなかったことだろうか。
少なくとも流行ってた並びはレンタルで回してみるべきだった。構築の弱点もわかるし、次の予選ではその構築のメタが増えるので傾向も掴める。最強構築なら自分で予選に持ち込めばいいし。

2021年の公式制限大会の成績がまあまあ良かったから、合計150人抜けるならワンチャンあるんじゃないか?と当初は思っていた。
結果完全に思い上がりだった。環境についていけていない。

実力はさておき、「この先に全国大会があるんだな~」という意識でゲームをするのはなかなか楽しい体験だった。
来年もやろう。