はらだいこ祭りの時間だああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!
ポケモンスマイルの絵 かわいいね
カビゴンとマリルリの2匹でやけくそ気味に腹太鼓を連打することで、少なくともどちらか一方を通すギミック。ひとつ通れば後続の自己暗示で繋いでいける。
腹太鼓を通すためのサポートとして腹太鼓を採用した構築とも捉えられる。
単純な止めづらさの向上もさることながら、2匹とも腹太鼓に成功する上振れパターンが存在するのが魅力。決まった日にはもうお祭り。
隣にドーブルを置いていることもあり、意外と両方通せることも多い。
■構築
(先発/控え
)
2匹で腹太鼓する案はもともと7世代ダブルで見かけたものだったはず。
具体的な元ネタを失念してしまったので、ご存じの方がいたら教えていただけると喜びます。
■個別
〇マリルリ
実数値:204-112-101-*-103-50
努力値:HP228攻撃252防御4特防20素早さ4(ゆうかん)
↑最遅+1の厳選をサボった
太鼓アクジェで財を成したことで知られる。その火力は目安として無振りメガガルーラを中乱数程度。
A+6の先制技を構えることで相手の動きを制限し、さらに隣の展開を通す。
次々とエースを誕生させて押し切りたい。
当初はじゃれつくを採用していたが、構築の打点が岩雪崩ばかりでギルガルドが無理なことに気付き、滝登りに変更。
(ちなみにこの際対戦ロムが日本語じゃなかったので、間違えてダイビングを覚えさせて潜る事件が発生した。ひでんマシン07の威力80水技は滝登りではないのか!?)
その後、ギルガルドを見つつナットレイやモロバレル、トリトドンへの打点にもなる叩き落とすになった。
〇カビゴン
実数値:254-134-117-*-154-31
努力値:HP148攻撃28防御252特防76(なまいき)
マリルリと一緒にやけくそ太鼓をする。
たとえば猫騙しや横取り、挑発をされても一方は通る。
黒い霧や滅びの歌が見える場合には片方を温存し、小出しで太鼓していくプランも取れる。と主張しているが、実際にはそんな丁寧なケアはせずに思考停止ツイン太鼓を押す。やけくそなので
オボンが重複できないので、持ち物には迷った。結果リュガの実に辿り着く。
こう言ってはなんだけど、こんなアイテムを採用する日が来るとは思わなかった。
腹太鼓後に防御を1段階上げることで、物理技に対しては実質的に第2のオボンとして機能する。Dは素で高いし。
太鼓後でもH252ロトムより耐久がある。
とはいえ、太鼓の前にHPを半分削られると回復できないのが欠点。
リュガならではの利点は後続にもB上昇が引き継げるところ。
〇ドーブル
実数値:162-40-56-*-65-139
努力値:HP252素早さ252防御4(ようき)
↑流用につき適当。というか過去に遡っても使った覚えがないのに育成済みがいた。怖……
あまりにも存在感があり、そうそう無視できないポケモン。ギミックが多少無茶でも成立させてくれる。
ドーブルがヘイトを集めることで太鼓を成功させる。
ダクホの圧を放ちながらワイガとこの指を撃ち分ける動きの対応範囲が広く、強い。
ダクホ自体は中間択という印象。上振れと下振れがあるので、苦しいときほど撃つ。
〇サマヨール
実数値:147-134-150-*-151-27
努力値:HP252攻撃252特防4(ゆうかん)
H振りだけでも異様な耐久。
太鼓マンの圧がある状態で裏から出すことでトリルを通していく。
先発だとお相手も「よーしトリルを止めるぞー!」という気概で来るので止められやすい。
「いや太鼓が通るならトリルもいけるだろ」という気もするが、まあ、相手を見てからタブンネとの選択で出せるという利点もある。
トリル始動を遅らせることで終盤までターンを残せるし、そもそもトリルしない判断も取りやすい。
トリル後は暗示を中継し、自身も殴っていく。火力はせいぜいマリルリの6割といったところだが、自慢の硬さで暗示の成功率が高く、信頼感がある。
〇タブンネ
実数値:207-*-112-*-149-51
努力値:HP228防御44特防236(なまいき)
↑ちゃんと最遅+2をツモってきた
というか当初何も考えず全部S0で孵化したらマリルリもクチートも同速で泣いた
2枚目のトリックルーム要員。
サマヨと弱点が被らず、横取りでワイガを剥がせるタブンネを採用。
持ち物も補完を考えたメンタルハーブ。
対ギルガルドを真剣に考えるならカクレオンで一致イカサマを撃ったほうがいいかも。でも今回は補助技や耐久力の差からタブンネとした。
基本的に攻撃6段階UPのポケモンと並んでいるので、手助けや癒しの波動のバリューが非常に高い。
特性の癒しの心も太鼓との相性がいい。……はずなんだけど、別に発動しなかった。
まあ、催眠耐性がガバガバだけど潜っていいやという勇気はくれた。<ええんやで
〇クチート
実数値:157-172-145-*-116-49(メガ後)
努力値:HP252攻撃252特防4(ゆうかん)
暗示リレーの終着点。岩雪崩で全てを滅ぼす。
とは言うものの、普通に一致技ですぐ殴りたい場面も多かった。
いっそ太鼓暗示に組み込まなくてもいいかもしれない。
ことクチートについては暗示のために技構成を歪めるデメリットを大きく感じる。素で強すぎるからか。
■まとめ
10勝5敗。
勝率3割のトンチキ構築のつもりで組んだら結構勝った。ビビる。
まあよく考えたら、太鼓暗示としておかしなポケモンは入っていない。
初手から1匹分のHPを投げ捨てるという行動の思い切りが良すぎるだけ。爆発で味方巻き込むより全然マシだな!
やり口はやけくそなものの、太鼓とトリルさえ決めてしまえば残数不利でも盛り返せる馬力があった。
そして強引に実現できるだけの耐久力も備えている。
ただし、普通に太鼓+トリル+ドーブルから入ったほうが良いという疑念も否定しきれない。
相手によって先発を出し分けできると、さらに強く使えるかも。
太鼓2匹だと範囲技で押してくるような相手がシンプルにきついので、サマヨから入るなど。
ゆっくり展開する相手にはツイン太鼓で2ターン目から圧をかける。
ということで、思ったより強い構築でした。絵面が映えるのも令和トリプル的に良い。
並行して回してる他の構築が本当に勝率3割だったので救われた。ありがとう……。
♨おわり♨
■BV
1ターン目にお互いやりたい放題するBV。
深く考えずに一言コメントを書いたところ、次々とお祭り要素が発見された。
これが集合知……。
相手側で登場。ガメノデスとの熱戦。
技や持ち物、選出が初期版だけど、構築の強みはこっちのBVのほうが良く出てるかもしれない。
最終ターンの意図としては、こちらの横取りアクジェ警戒でリザードンを守りながらタブンネを処理してくるのを考慮した形。横取りを既に見せていたので。
らぎさんの構築記事を読む配信で読んでいただきました。
自分以外の視点を通じて記事を振り返ると、構築としても記事の書き方としても勉強になるもんですね。