かすてぃらいぶらりー

かすてぃら(@kstir_z)が構築記事を書きます。

マリマリル暗示【ORASトリプル】

 

マリルを使いました。

 

 

構築経緯

3年ほど前、以下の太鼓暗示構築を組みました。


「2匹同時に腹太鼓をすることで少なくとも1回は通し、そのまま自己暗示リレーに繋げられるのでは」というギミックです。

やけくそっぽい構築ですが、これは意外にも成果が得られており、高い腹太鼓成功率を実現できました。
また、2匹とも腹太鼓に成功する上振れパターンが存在するところも強み。
このブログの構築としては、上手くいっている部類と言えます。
₍₍⁽⁽₎₎⁾⁾ ₍₍⁽⁽₎₎⁾⁾ドンドコドン

 

一方、この両腹太鼓の動きには欠点もあります。
それは、腹太鼓に成功してもトリックルームと自己暗示まで繋げづらいこと。
腹太鼓→トリックルーム→自己暗示まで完遂するのは簡単ではなく、マリルリカビゴンが耐えきれないケースが散見されました。

〜対戦の流れ〜

マリルリカビゴンが腹太鼓
₍₍⁽⁽₎₎⁾⁾    ₍₍⁽⁽₎₎⁾⁾ドンドコドン

ドーブル退場
₍₍⁽⁽₎₎⁾⁾    ₍₍⁽⁽₎₎⁾⁾ドンドコドン

トリックルーム
   ####  (守る) 

④ 自己暗示
₍₍⁽⁽₎₎⁾⁾ ₍₍⁽⁽₎₎⁾⁾ ₍₍⁽⁽₎₎⁾⁾ドンドコドン

⑤ 暗示リレー
₍₍⁽⁽₎₎⁾⁾ ₍₍⁽⁽₎₎⁾⁾ ₍₍⁽⁽₎₎⁾⁾ ₍₍⁽⁽₎₎⁾⁾ドンドコドン

 

このうち①~④までは、マリルリカビゴンのどちらかが腹太鼓を決めた上で生き残る必要があります。
しかし、ドーブル退場や③ トリックルームに手間取ると、相手の攻撃を凌ぎきれなくなり、太鼓役が倒されてしまいます。

 

マリルリアクアジェットで相手を倒すことでも身を守れますが、カビゴンはトリルを通すまで後攻になるため、フリーで攻撃されるのも辛いところ。
腹太鼓後には、先制で相手を縛れる手段が欲しいです。

そもそも、太鼓役から暗示役まで全体を先制技メインとすれば、トリックルームを通す必要がなくなります
上記手順の③を省略し、①→②→④(→⑤)で済むわけです。

〜対戦の流れ・改〜

マリルリともう1匹が腹太鼓
₍₍⁽⁽₎₎⁾⁾    ₍₍⁽⁽₎₎⁾⁾ドンドコドン

ドーブル退場
₍₍⁽⁽₎₎⁾⁾    ₍₍⁽⁽₎₎⁾⁾ドンドコドン

④ 自己暗示
₍₍⁽⁽₎₎⁾⁾ ₍₍⁽⁽₎₎⁾⁾ ₍₍⁽⁽₎₎⁾⁾ドンドコドン

⑤ 暗示リレー
₍₍⁽⁽₎₎⁾⁾ ₍₍⁽⁽₎₎⁾⁾ ₍₍⁽⁽₎₎⁾⁾ ₍₍⁽⁽₎₎⁾⁾ドンドコドン

トリックルームの隙が無くなり、スムーズな流れになりました。
いわばギミックの軽量化ですね。

 

この流れの実現には、マリルリのように腹太鼓と先制技を両立したポケモンがもう1匹必要です。
しかし果たして存在するのでしょうか……2匹目のマリルリとなれるポケモンは……。

あー……どこかにいないかな……第2のマリルリは……。

マリルリみたいに腹太鼓と先制技を両立した、丸っこくてキュートでパワフルなポケモン、他にいないかなー!!

 

 

ど す こ い

 

ハリテヤマですね。
丸々とした厚い脂肪がチャーミングな、怪力の持ち主。
腹太鼓と先制技バレットパンチ) を使えて、まさしく第二のマリルリと呼ぶにふさわしいポケモンです。

 

やっぱりマリルにしました。

面白がって決めたわけじゃないっす。
ハリテヤマのこうてつプレートバレパンよりマリルアクアジェットのほうがちょっとだけ強いことが理由っす。

 

いや、嘘。
面白がってもいる。

 

暗示要員とサポート要員を入れて完成。

 

構築

テッポウウオ→タコが謎進化として挙げられがちですが、みずねずみポケモン→みずうさぎポケモンも大概ですね

 

個別

マリル


実数値:159-79-83-*-76-40
努力値:HP108攻撃252防御100特防44(ゆうかん最遅)

腹太鼓と先制技を覚える、マリルリではないポケモン
マリルリと同時に採用できます。
先発にを並べ、両腹太鼓を狙います。

 

マリルってこんなポケモン

・そこそこ火力が高い
進化前でも一丁前に力持ちなので、攻撃は実質158。無補正ゴウカザルや特化カラマネロと同等。
腹太鼓をすればなかなか良い火力が出ます。
A+5アクアジェットでH195B120霊獣ランドロスを確定一発、A+6じゃれつくならH227B141クレセリアすらも倒せるほど。

・そこそこ耐久がある
持ち物無しHAマリルリよりほんの少し脆い程度。
腹太鼓前提でHP半分でも、ドーブルくらいの耐久はあります。

・そこそこ遅い
S40族。トリル下でクチートハリテヤマバンギラスに先制でき、トリパに対して強く出られます。

強制ギプスマリルリのほうが強い

 

ハリテヤマとの比較で言うと、耐久が10%程度低い代わりに、火力と遅さでちょっとずつ勝っている形(ハリテの格闘技は瓦割りかなんかとする)

タイプもマリルの方が優秀だと思いますが、この構築はなぜかフェアリー4枚になってしまったので、バランスの面からはハリテヤマに軍配が上がるかもしれません。
でもほら、あれです。役割集中です。
いつもこのブログを読んでいただいている皆さんはもう聞き飽きてるかもしれませんが、ウチはこれ一本でやってるので。……なんだその目は。そんな目で見るな。

 

マリルリ


実数値:204-112-100-*-100-74
努力値:HP228攻撃252素早さ28(いじっぱり)

真っ当な腹太鼓要員として採用。
マリルが低速枠を担えるので、マリルリクチートは意地っ張りにしています。
素早さ実数値72ラインを抜く74。

 

また、フェアリー技はマリルに任せて、ナットレイモロバレルへの打点になるはたき落とすを採用しています。

 

ドーブル


実数値:143-41-74-*-66-139
努力値:HP100攻撃4防御148特防4素早さ252(ようき)

腹太鼓を成功させるためのサポーター。
猫騙しとこの指とまれの両立、放置されない圧力も兼ね揃えたドーブルはやはり外せないでしょう。

「中央範囲技でマリマリルが両方削られて終了」という展開を防ぐため、ワイドガードも重要です。

 

クチート


実数値:150-165-145-*-115-85(メガ時)
努力値:HP196攻撃196素早さ116(いじっぱり)

自己暗示と高火力先制技・範囲技が使えるポケモンとして、ノータイムで採用。
一致でなくてもすごい火力です。

 

以前の構築では「自己暗示しなくてもいいのでは、どうせA+0のじゃれつくで大概の相手倒せるし」という理屈で最終的に暗示を切っていましたが、今回は戻しました。
不意打ちを主体に動けるようにする狙いです。ギミックの成功率を高めたことが効いてきます。

 

テラキオン


実数値:175-160-122-*-108-176非理想
努力値:HP68攻撃84防御92特防12素早さ252(ようき)

メガガルーラを抜ける素早さから岩雪崩と格闘打点を撃ち分けられる、強力なポケモンです。
そんなテラキオンをなんと今回、攻撃最大まで強化できちゃいます!わーすごい!びっくり!前代未聞!

<……。

 

さておき、先制技ばかりではファストガードに苦しむので、素で速いポケモンとして採用しました。
弱点タイプこそ多いものの、自己暗示に成功したときの制圧力は随一です。

持ち物は、モロバレルに暗示を吸われたり胞子で止められたりしないための防塵ゴーグル

 

非理想個体なので「とてもつよいテラキオン」よりちょっと耐久が低いですが、今回は味方に叩かれないことでランドのスカーフ地震15/16耐えを実現しています。よかったね。

 

トゲキッス


実数値:191-*-116-141-136-145
努力値:HP244攻撃4防御4特防4素早さ252(おくびょう)

追い風要員。トリルほど依存しないS操作として組み込みました。
テラキオンドーブルが揃っているので、偽装のためにエルフーンかとも思いましたが、この指とまれを覚えて動かしやすそうなトゲキッスにしました。

エアスラ怯みで強引に隙を生み出せる点も優秀です。
地面を透かせる枠でもあります。

 

持ち物はオボンが空いてなかったので、試しに火力アイテムにしてみました。
HCS3箇所に振った感じになります。
とはいえ味方を守るほうがメインの仕事なので、防御系のアイテム……例えば半減実やラム、メンハのほうが正しいかなと思います。光の粉

 

対戦ダイジェスト

第4回雨滅びオフでの有志サブイベント(レート戦)やフレ戦で使用しました。
計7戦。
(こちらの先発は全部です)

₍₍⁽⁽₎₎⁾⁾₍₍⁽⁽₎₎⁾⁾

 

①VSくわさん 勝ち

マリルリのHPを削られ腹太鼓失敗も、マリル側が成功。
マリルクチートテラキオンと自己暗示をリレーし、先制攻撃で制圧して勝利。

マリルランドロスヒヒダルマを倒す活躍。
体重が8.5kgと軽いので腹太鼓後に草結びを2回耐えました。ハリテヤマだったら耐えられなかった。

 

②VSリッチまつりさん 勝ち

ドーブルトゲキッス交代から攻撃を吸い、マリルマリルリが同時に腹太鼓成功。
↑速い猫騙しがいるとき、この動きが偉い
マリルマリルリクチートの先制技で押しきって勝ち。

ナットレイの急所に当てて壁貫通で9割のダメージ、ランドロスライコウも大きく削る。

 

③VS茄子ノ湯さん 勝ち

ワイドガードで守りながらダブル腹太鼓に成功。
その後は中央ドーブルトゲキッスで攻撃を吸い続け、マリルマリルリで全員倒して勝利。

ドサイドンクレセリアを突破。偉い。

 

④VSナガレさん 勝ち

ランターンの天の恵み放電やラッキーの横取りで、なかなか腹太鼓が通せない。
クチートテラキオンでどうにか時間を稼ぎながら攻撃し、マリルリ4回目の太鼓でようやく成功。
クチートの不意打ちで動きを縛りながら、攻撃を上げたマリルリテラキオンで勝利。

放電麻痺で腹太鼓できず、ライチュウを削って退場。

 

⑤VSたわしさん 負け

とりあえずダブル腹太鼓に成功。
暗示を繋ぎながら、高火力の撃ち合いに。
最後はボーマンダに対してマリルマリルリのA+5アクアジェットクチートのA-1不意打ちの集中を仕掛けるも、あと1割倒しきれず、マリルマリルリが落とされて負け。

ヒードランを(じゃれつくで)1/3、ギルガルドを2/3、マンダを1/4削る。

⑥VSいぬぶきはいるさん 勝ち

猫騙し2回でドーブルマリルリは止められるが、マリルが腹太鼓に成功。
トリルにただ乗りしたマリルが無双。ガルーラ、ブルンゲルカクレオンバンギラスを倒して勝利。
←つよい

 

⑦VSマチトムさん 勝ち

ダブル腹太鼓に成功。
攻撃に耐えながら暗示を繋ぎ、クチートテラキオンで倒しきって勝利。

メガクチートのA-1アイアンヘッドを耐える(偉い)
そのままクチートランドロスを削り、後の世の礎を築く。

 

まとめ

ということで6勝1敗でした。(サブ大会としては4-1の2位)
……えっ強い……。
なんならメイン大会で使った構築より勝率が良いです。
(こっち使えば良かったのでは?)
(まあたまたま壁パが多くて太鼓が刺さった、というのが実際だと思いますが)
(東京のトリプルバトルは丁寧)

 

マリル、ばっちり大活躍でした。
7戦中6回腹太鼓に成功。そのまま相手を倒しつつ、後続に繋いでいます。

考察段階では「ハリテヤマのほうがいいのでは」という疑念もありましたが、実際に使ってみると水フェアリーの強みが大いに出ていたように思います。
アクアジェットの通りが良く、特にランドロスに苦労しないところがかなり優秀です。
トリプル三大威嚇枠がランド・マンダ・クチートであること、鋼枠もギルガルドヒードランが多いことを考えれば、ハリテヤマよりマリルのほうが立ち位置が良さそうです。

 

その他、仲間のポケモンも良い感じでした。
テラキオンクチートは、高速&低速の暗示要員として想定通りの動きができ、良い選択だったと思います。

トゲキッスも、第2のこの指止まれ要員として活躍しました。
暗示を繋がずにマリルマリルリを守り続けて攻めるルートを増やしてくれました。

 

ということで、S操作の隙を省いて「ギミックの軽量化」を達成し、相手に圧力を常時かけ続けられる形の太鼓暗示が実現できました。

そのカギになるポケモンがまさかマリルとは。
ポケモンバトルはなにが起こるかわからなくて面白いですね。
これからも、思い付いたものはとりあえず使ってみるスタンスでやっていきます。

以上、マリルマリルリ構築でした。
雨滅びオフ運営の皆さん、参加者の皆さん、ありがとうございました!

 

 

 

なんか……マリルが思ったより活躍して、真面目な感じのまとめ方になってしまった。
「とほほ!やっぱりハリテヤマにしておけば良かったでごわすー!」みたいに終わると思ったんですが……。

 

そういうこともあらぁね。

♨おわり♨