■構築
「これってもしかして……」
「私たち……」
「「入れかわってる~~~~~!?!?!?!?!?!?」」
↑これ確か『君の名は。』じゃなくて映画あたしンちが元ネタですよね!?
ということで特殊ガルーラと物理ニンフィア入りの構築。
義務教育をネタポケまとめwikiで済ませた我々としては避けて通れない。
■個別
〇ガルーラ
実数値:181-*-120-123-120-152(メガ時)
努力値:特攻252素早さ252HP4(ひかえめ)
一回やっておきたかった特殊メガガルーラ。
ハイパーボイスは2発目が出ないし騒ぐは火力が足りないので、泣く泣く破壊光線を採用したが……(ニンフィア感も出るし)。
まあタイトル通りで、すっごく弱かった。
H157-B116-D131カポエラーに対して
A194すてみタックル:113~135ダメージ(威嚇込み)
C123はかいこうせん:118~140ダメージ
このダメージ計算にすべてが詰まってる。次のターン動けないというのに大差がない。
威嚇が効かない最強の親子愛ポケモンが誕生するかと思いきや、常時威嚇くらいの火力なだけだった。最初からそんな気はしてた
技範囲が広いのは偉いけど、別に物理技でもやろうと思えばできるし、そもそも範囲を広げる必要がないのが本来のガルーラ。
ということで、強くもないのに真っ先に落とされる不憫なポケモンとなってしまった。
なんなら放置されるよりはいいかもしれない。けどメガ枠としてそれはどうなんだ。
ガルーラで変わったことをするなら、非メガの猫騙し手助けが良いかも。
放置されにくさが利点に裏返る。
実数値:191-128-86-*-151-91
努力値:HP164攻撃252防御4特防4素早さ84(いじっぱり)
一回やっておきたかった物理ニンフィア。こっちは結構強かった。
もちろん眼鏡のほうが圧倒的に汎用性が高いんだけど、独自の強みがいくつもあり、きちんと一つの型として成立していた。
①そこそこの火力かつ癖がなく、使いやすい
スキン込みで技威力が高い。ニンフィアの捨て身は力持ちマリルリのじゃれつくとほぼ同じ火力。そこにプレートも乗る。
メガ枠も使わず、こだわりでもないので取り回しが良い。次のターン動けないとかいうこともない
何より他の物理フェアリーと違い命中不安に悩まないのが素晴らしい。
②電光石火が強い
フェアリーの先制技を素で撃てるのは無二の個性。これまたスキンとプレートが乗るので馬鹿にならないダメージが出る。
③威嚇を入れられづらい
相手からしても「ニンフィアやんけ!威嚇投げたろ!」とはならないので、初動の火力が安定する。
壁貼りの誤認も期待できる。
④のろいがトリパに強い
基本は素で殴る運用をしていたが、トリパに対してはのろいが異様に強い。
ニンフィア最大の欠点である防御を補いながら火力を上げ、先制も取れるようになるという欲張り性能。実質蝶の舞ニンフィア。
トリルが切れた後もカチカチの耐久で戦えるし、電光石火での縛り範囲が広がる。
というか書いてて思ったけど、このポケモンほぼチョッキマリルリですね。
フェアリー技しかない代わりに、のろいと見切りができるチョッキマリルリ。
実数値:207-*-91-150-125-58
努力値:HP252特攻252防御4(れいせい)
範囲技構築からの流用。当時の記事にも流用と書いてあるので、流用の流用である。
前以上に大活躍だった。というかメガ枠の火力が頼りなくなった都合、ブルンゲルに仕事が集中している。
自分でトリルを張り、自分で相手を倒し、自分で詰める。今回はブルンゲルが強かったという感想に尽きる。この構築の主役は実はガルーラでもニンフィアでもなくブルンゲル。
特殊ガルーラが囮になってくれたので動きやすかったというのはあるかもしれない。
実数値:219-187-98-*-97-49
努力値:攻撃236防御140特防132(ゆうかん)
普通のハリテヤマ。普通なので強い。
ブルンゲルとともに流用。というか手持ちで一番強い構築にガルーラとニンフィアをねじ込んで軽く整えただけである。
ブルンゲルと比べると、活躍が増えた感触はそんなにない。
淡々といつも通りの仕事をこなしている。強い。
〇ハッサム
実数値:175-200-122-*-101-86
努力値:HP236攻撃252防御12特防4素早さ4(いじっぱり)
流用その3。
長々書くと記事の主題がブレるので割愛しますが、鉢巻きハッサムはかなりオススメのポケモンです。
鉢巻きバレパンは陽気鋭い嘴ファイアローのブレバに迫る火力。
他の技も便利で、構築に様々な耐性が付く。
実数値:175-133-91-*-89-172
努力値:HP172攻撃252素早さ84(ようき)
追い風要員。ボーマンダ軸を無理やりガルーラに挿げ替えた帳尻合わせで入ってきた。
前に使った追い風トリルスイッチの形が気に入ってたので残したけど、面子からして追い風は不要だったかもしれない。まあファイアローが普通に強いので良し。
1ウェポン型なのは、ガルーラが火を吹けるためフレドラは不要というロジック。
今になって構築を振り返るとギルガルドが凄まじい重さで笑っちゃう。
■選出
〇基本選出
先発/控え
トリルから入ることが多い。
特殊ガルーラといえども、さすがに猫騙しは入れてもよかった気がしないでもない。
ただ、破壊光線撃った方が相手はビビる。つまり真の意味での猫騙し。
〇対トリパ
先発/控え
初動の隙にのろいを積み、正面からぶつかる。
遅い3匹+先制技2匹という構成なのでガチトリル相手でも渡り合える。
■まとめ
強いポケモンで組んだので、普通に戦える水準ではあった。
ただ、確実に見た目より弱い。
ガルーラを動かす度に(本当はもっと強いのに……!)という想いがよぎる。
物理ニンフィアはやれるヤツだけど、さすがに眼鏡ニンフィア以上とは言えないし。
使ってるとちょっと虚しくなる構築だった。
特殊ガルーラみたいなのはみんな思いつくけどやらないんでしょうね。
愚者は経験に学び、 賢者は歴史に学ぶ。
とはいえ、のろいニンフィアは想像以上の活躍だった。なんでも試してみるのも悪くないかもしれない。
しっかり調整や取り巻きを整えて、のろいニンフィアを突き詰めた構築も組んでみたい。
破壊光線ガルーラは……もういいかな。
■BV
一発芸に興じるガルーラとニンフィアを尻目に、黙々と大活躍するブルンゲルのビデオ。
♨おわり♨